【QGIS】国土地理院ベクターのズーム制限解除 & 巨大点群からの傾斜区分図自動作成(岐阜県バージョン)
【QGIS】国土地理院ベクターのズーム制限解除 & 巨大点群からの傾斜区分図自動作成(岐阜県バージョン) 1. 国土地理院ベクタータイルの「拡大すると消える」問題を解決する QGISで「国土地理院ベクター(最適化ベクトルタイル)」を表示した際、標準スタイルでは ズームレベル16.1以上に拡大すると建物や道路が消えてしまう 仕様になっています。これでは詳細な図面作成ができません。 ベクタタイルレイヤはプロパティから一括でズームレベルを変更できませんが、Pythonコンソールを使えば一瞬で全項目の制限を解除できます。 【解決手順】 レイヤパネルで「国土地理院ベクター」レイヤを選択。 メニューの [プラグイン] > [Pythonコンソール] を開く。 下部の入力欄に以下の1行を貼り付けてEnter。 Python layer = iface.activeLayer(); styles = layer.renderer().styles(); [s.setMaxZoomLevel( 22 ) for s in styles]; layer.renderer().setStyles(styles); layer.triggerRepaint() これでレベル22まで拡大しても地物が表示され続けます。 2. 巨大点群から傾斜区分図を一括作成する(岐阜県仕様) 数千万点のデータから傾斜区分図を作る際、QGISのGUI操作ではフリーズのリスクが高まります。ここでは、用途に応じて使い分けられる「超高速版」 と 「高精度フルバージョン」の2つのスクリプトを紹介します。 傾斜区分の定義(5段階) 値 1:0° - 2° (緑色) 値 2:2° - 15° (黄緑色) 値 3:15° - 30° (薄い黄色) 値 4:30° - 45° (山吹色) 値 5:45° - 90° (オレンジ色) A. 【超高速版】とりあえず全体を素早く確認したい時 1000万点超えのデータでも 数分 で完了します。微地形は多少簡略化されますが、スピード重視の現場確認に最適です。 Python import os import numpy as np import tkinter as tk from tkinter import filedialog try : from o...