令和6年能登半島地震で 石川県の建設関連業界は「潤った」のか
令和6年能登半島地震で石川県の建設関連業界は「潤った」のか 石川県 測量 地質調査 建設コンサルタント 令和6年能登半島地震で 石川県の建設関連業界は「潤った」のか 決算、他県比較、入札環境、熊本地震後の予算推移から見る復興特需と、その後に残る課題 作成・確認:2026年7月22日 16時台(日本時間) 最初に 「潤った」という言い方は強いですが、被災者の苦しみや地域の損失を軽く見るものではありません。 ここでは、国土交通省が公開する各社の決算数字を使い、復旧・復興需要が建設関連会社の売上と利益にどう表れたかを整理します。 結論から言うと、 石川県の測量、地質調査、建設コンサルタントは、震災前と比べて売上も利益も大きく伸びています。 岐阜県と福島県では、同じ期間の同一会社比較で売上の中央値が減少しているのに対し、石川県は3区分すべてで大幅な増加となりました。 石川県54社の売上合計 286.6億円 → 455.9億円 売上増加率 +59.0% 営業利益 4.2倍 営業利益率 6.9% → 18.3% 1.他県と比べると、石川県だけ伸び方が大きい 登録番号が同じ会社を震災前と現在で突き合わせ、各社の売上増減率の中央値を比較しました。大会社1社の影響を受けにくい数字です。 同一会社の売上増減率中央値:石川県だけ全区分で大幅増 -21.7% -6.8% 8.1% 23.0% 37.9% 52.8% 42.2% -3.2% -8.7% 建コン 37.7% -3.2% -9.7% 地質調査 45.6% -3.6% -14.5% 測量 石川 岐阜 福島 国交省登録番号で震災前と現在を照合 区分 県 同一会社 個社売上増減率中央値 営業利益率 利益率の変化 販管費率の変化 建コン 石川県 51社 +42.2% 8.4% → 13.2% +4.8pt -1.8pt 建コン 岐阜県 50社 -3.2% 7.3% → 5.6% -...