水難事故を「見える化」
ブログ特集|水難事故の現実と対策
水難事故を「見える化」する:データで知る危険地帯と、命を守る準備
朝日新聞「水難事故マップ」と河川財団「全国の水難事故マップ」を入口に、海・川・湖の事故の傾向、実例、安全対策をまとめました。
1. マップで分かること(概要)
朝日新聞「水難事故マップ」
2013–2022年の 海 8,329件/川・湖 1,230件 を統合可視化。事故地点をクリックすると、日時・年齢層・行動(遊泳・釣り・ダイビング等)が確認できます。独自分析で抽出された重大事故の集中エリアも提示。
特徴:海・川を横断した全国規模の俯瞰、船舶事故(プレジャーボート・遊漁船)も含む。
河川財団「全国の水難事故マップ」
2003–2024年の22年間、新聞・Web報道から把握した3,399件を掲載。地方別・都道府県別の一覧や、現在地検索(スマホ)も。
注意:表示地点は報道に基づく概略で誤差を含む場合あり。商用転載禁止。
2-1. 全国・集中エリア(10年で10件以上)
- 静岡県・伊豆半島「城ケ崎海岸」:17件(釣り・ダイビング等)
- 沖縄県・恩納村「真栄田岬(青の洞窟)」:13件
- 千葉県・船橋市「ふなばし三番瀬海浜公園周辺」:11件
- 滋賀県・大津市「琵琶湖西岸」:11件
- 岐阜県・美濃市「長良川(美濃橋付近)」:10件
- 内灘海岸:5件(遊泳中)
- 能登・小木港:5件(釣りが多い)
※青い丸=10年で5件以上(重大事故集中エリア)。
3. 事故が多い“場所の特徴”
海:離岸流・構造物周辺
砂浜やテトラ・人工岬の周辺では、岸から沖へ流れる離岸流が発生しやすい。流れに逆らわず、岸と平行に泳いで脱出を。
川:急深・合流点・堰堤・河口
合流部は急に深くなりがち。堰堤・落差工付近、増水時、河口の波も危険。川は監視員がいない場所が多く、「泳ぐ」より「ひざ下までで遊ぶ」意識に。
4. マップの使い方(安全行動のルーティン化)
- 行き先が決まったら、両マップで過去事例を検索(場所名・周辺をズーム)。
- 活動別フィルタ(遊泳・釣り・船舶)で自分の計画に近い事例を確認。
- 気象・水位・風向をチェック(特に河口・沿岸)。
- 子ども連れは 監視員のいる海水浴場/川はひざ下 を徹底。
※河川財団マップは商用転載不可。必要に応じて公式ページへリンクで案内してください。
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