LP(航空レーザ)のグリッドデータから、砂防フロンティアの区域設定アプリで変換できるTINテキストを作るプログラム
LP(グリッドデータ/GROUNDからサボフロンティア用TINを作るプログラムを軽量化対応にバージョンアップ) 航空レーザー測量の成果から、砂防フロンティアの区域設定システムの「Tin変換」に渡せるテキストを作るため、Pythonツールを作成した。当初は0.5mグリッド標高(_0.5g.txt)をそのままTIN化するところから始め、その後GROUND(_grd.txt)にも対応した。今回さらに、土石流の流下延長が約3kmに及ぶ長い渓流で、0.5mのままではデータが重すぎ、1mにしても砂防フロンティア側でフリーズして変換できないケースがあったため、入力格子間隔を自動判別し、必要に応じて1.5mや2mなどへ間引いて軽量なTINを作れるようにバージョンアップした。 2026年10月15日版の主な変更 0.5m・1m・5mのグリッド入力を自動判定。 0.5m入力では 0.5m/1.0m/1.5m/2.0m、1m入力では 1m/2m/5m、5m入力では 5m/10m を選択できるようにした。 間引き時は周辺点の平均化ではなく、元の格子点を座標基準で残す方式とし、不要な平滑化を避けた。 GROUND(_grd.txt)のDelaunay三角形分割と、SHPポリゴンによる範囲限定機能も継続して利用できる。 なぜ「間引き機能」を追加したか 今回のきっかけは、 土石流の流下延長が約3kmに近い長区間 を砂防フロンティアで扱ったことだった。0.5mグリッドをそのままTIN化すると点数・三角形数が非常に多くなり、作成したTINテキストも大容量になる。実際に砂防フロンティア側で変換を試すと、0.5mでは重すぎて処理できず、1mまで粗くしてもデータ量がまだ大きく、フリーズして変換できないケースがあった。 そこで、元の地形データを必要以上に作り替えず、 格子点を一定間隔で間引いてTINの点数と三角形数を減らす 機能を追加した。0.5m入力の場合、1mなら点数は概ね1/4、1.5mなら約1/9、2mなら約1/16になるため、長い流下区間でも砂防フロンティアへ取り込みやすくなる。 0.5mを基準にした出力間隔 点数の目安 使いどころ 0.5m 100% 元データの細かさをそのまま使いたい場合 1.0m 約25% まず試したい標準的な軽量化 1.5m 約11% 1mでも...