千葉県の土砂災害・水害情報をまとめたWeb地図
千葉県の土砂災害・水害情報をまとめたWeb地図
千葉県の土砂災害関係の情報を中心に、洪水・内水・高潮・津波、 昔の地図、地形、地質などを一つの画面で確認できるWeb地図を作成しました。
台風25号による北印旛沼の堤防決壊について、実際の浸水範囲とハザードマップの浸水想定区域がほぼ一致した事例を追記しました。 あわせて、このWeb地図に入れている昔の地図(今昔マップ)と見比べることで、干拓地の成り立ちと「雨が止んでも水が抜けにくい」理由が分かるように内容を追加しています。 さらに、千葉県の浸水しやすい地形をランキング形式で紹介するYouTube動画も追加し、地形・古地図・ハザードマップを一緒に見る意味を補足しました。 君津CS立体図の1m DEM表示範囲拡大、令和8年8月千葉豪雨の資料追加など、これまでの更新内容も残しています。
赤色地形表現図(0.5m・対象範囲のみ)も掲載しています。CS立体図と赤色地形表現図の比較図を掲載しています。2026年10月8日に、原理・長所・短所と、砂防・斜面調査での使い分けを追記しました。
クリックした場所の住所・座標をその場で確認
地図上の任意の場所をクリックまたはタップすると、その地点の 住所・緯度・経度・JGD2011平面直角座標を画面左下に表示します。 「この斜面はどの住所付近か」「この地点の座標はいくつか」を、別の地図や変換サイトを開かずに確認できます。
特に便利なのが平面直角座標への自動変換です。 通常は緯度経度を確認したあと、国土地理院などの座標変換ツールで平面直角座標へ変換する作業が必要ですが、 このWeb地図ではクリックした地点から自動で計算して表示します。 千葉県では基本的にJGD2011の第IX系を使用し、地図を他県へ移動した場合も地点に応じて系番号を切り替えるようにしています。
土砂災害防止法に関する情報を中心に表示
地図の中心となるのは、土砂災害防止法に基づく 土砂災害警戒区域(イエローゾーン)と 土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)です。
区域をクリックすると、箇所番号、箇所名、市町村などの属性を確認できます。 また、Googleマップやストリートビューへのリンクを用意しており、 地図上の区域と現在の道路・建物の様子を簡単に見比べられるようにしています。
今回対象となっている既指定箇所調査は、前回の6箇所から1箇所追加され、 合計7箇所になりました。 地図では別レイヤーにしてあり、 「今回対象の既指定箇所調査(7箇所)」をONにすると青色で強調表示されます。 今回追加された箇所は Ⅰ-150008「久留里市場2」 です。 青色は対象箇所を見つけやすくするための表示で、元のイエローゾーン・レッドゾーンの区分自体は変更していません。
そのほか、砂防指定地、地すべり防止区域、急傾斜地崩壊危険区域、 盛土規制区域なども個別にON・OFFできます。 土砂災害警戒区域だけを見るのではなく、同じ場所にどのような指定区域が重なっているかを見ることができます。
2026年8月・9月の大雨を踏まえて、水害情報を多めに追加
2026年9月20~21日:台風25号で再び大雨
2026年9月20日から21日にかけて、台風25号の影響で千葉県では長時間にわたる大雨となりました。 気象庁の観測では、21日の日降水量が牛久341.0mm、千葉309.5mm、茂原309.5mm、木更津291.0mm、 大多喜282.5mm、君津市坂畑271.5mmに達しています。 20日と21日の2日間を単純合計すると、県内の複数地点で400~500mm近い雨量となりました。
| 観測地点 | 9月20日 | 9月21日 | 2日間合計 |
|---|---|---|---|
| 坂畑(君津市) | 176.0mm | 271.5mm | 447.5mm |
| 木更津 | 109.5mm | 291.0mm | 400.5mm |
| 牛久(市原市) | 146.0mm | 341.0mm | 487.0mm |
| 茂原 | 155.5mm | 309.5mm | 465.0mm |
| 大多喜 | 202.5mm | 282.5mm | 485.0mm |
| 千葉 | 109.5mm | 309.5mm | 419.0mm |
| 鴨川 | 126.0mm | 241.5mm | 367.5mm |
※気象庁「過去の気象データ検索」の日降水量から作成。2日間合計は9月20日と21日の値を単純合計しています。 気象庁の品質情報を示す記号は表では省略しています。
このWeb地図でCS立体図を表示している君津周辺では、坂畑(君津市)で20日176.0mm、21日271.5mm、 2日間で447.5mmを観測しました。21日は6時の1時間値で42.5mmを観測しており、 山地では大量の水が斜面や谷に集中したことが分かります。 土砂災害警戒区域とCS立体図、谷地形、道路・住宅の位置を重ねて見る意味が、今回のような大雨では特に大きくなります。
千葉県内の被害状況
千葉県の第5報(9月22日17時30分)では、全壊19棟、半壊4棟、一部破損25棟、 床上浸水341棟、床下浸水86棟が報告され、停電は約45,230軒に及びました。 その後も人的被害の確認が進み、9月23日10時50分時点の報道では、千葉県内で 死者6人、行方不明2人となっています。床上・床下浸水は合計427棟と報じられています。 いずれも速報値であり、今後の調査で変わる可能性があります。
君津地域でも被害が出ており、県の第5報では君津市で軽傷者1人、停電約5,300軒が報告されています。 また、台風25号に伴う災害救助法は24市町村に適用され、 木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市も対象となりました。
高滝ダムでは21日夜、洪水調節容量を超えるおそれが強まったとして緊急放流(異常洪水時防災操作)が一時発表されました。 その後、降雨が予測を下回り流入量が減ったため、緊急放流は当面見合わせとなりました。 河川流域でも、それだけ大きな雨量が長時間続いていたことが分かります。
千葉県防災ポータルは23日10時30分、被災地域では地盤が大雨の水を含んでおり、 少ない雨でも土砂災害の危険性が高まるとして、引き続き土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水・氾濫への警戒を呼びかけています。 実際の災害時は、このWeb地図だけで判断せず、気象庁キキクルや千葉県防災ポータルなどの最新情報を確認してください。
北印旛沼の堤防決壊 ― ハザードマップと実際の浸水がほぼ一致
台風25号による豪雨では、9月22日に北印旛沼(成田市船形干拓)の堤防が約100mにわたって決壊し、 北印旛沼に流入する農業排水路の角川でも堤防の一部が決壊しました。 千葉県は、北印旛沼・長門川周辺で大規模な浸水被害が発生したと公表しています。
この災害で特に興味深かったのが、事前のハザードマップで示されていた浸水想定区域と、実際の浸水範囲がほぼ一致していたことです。 関西テレビ「newsランナー」でも、ハザードマップと今回の浸水範囲を並べて比較し、「ほぼ一致」していると紹介されていました。 国土地理院からも、航空写真と標高データを使った北印旛沼の浸水推定図が公開されています。
今回の北印旛沼では、想定されていた低地が実際に広く浸水しました。 もちろんハザードマップがすべての災害を完全に予測できるわけではありませんが、 自分のいる場所が「水が集まりやすい地形なのか」を事前に見る資料として、かなり重要だと感じます。
古い地図を見ると「なぜここが浸かったか」がさらに分かりやすい
ここで、このWeb地図に入れている「今昔マップ on the web」が役に立ちます。 北印旛沼周辺を現在の地図だけで見ると、広い水田や農地に見えますが、 昔の地図に切り替えると、現在の陸地の一部がもともと沼の水域や低湿地で、その後の干拓によって利用されるようになった場所であることが分かります。
今回の浸水推定範囲と昔の地図を見比べると、浸水した範囲のかなりの部分が、 かつて水域だった場所やその周辺の低い土地と重なっているように見えます。 すべての浸水地が昔の沼だったという意味ではありませんが、地形の成り立ちを考えると、 「新しい場所に突然水が来た」というより、干拓して利用していた低地に水が戻ったような形と考えると理解しやすいと思います。
北印旛沼周辺で「洪水浸水想定区域」を表示したあと、背景を 「今昔マップ 1928~1945年」などに切り替えてみると、現在の農地と昔の水域の関係がかなり分かりやすくなります。 現在の航空写真だけでは見えない土地の履歴が、災害時の浸水範囲とつながって見えてきます。
干拓地は、雨が止んでも水が抜けにくい
今回の浸水で、もう一つ重要なのが雨が止んだ後も水がなかなか引かないことです。 これは単純に「昔は沼だったから土が水を吸わない」という話ではなく、 干拓地そのものが周囲より低く、非常に平坦で、自然の勾配だけでは排水しにくいことが大きく関係します。
関東農政局も、印旛沼周辺の干拓地について、周辺の土地より低いため周辺流域の排水が流れ込むと説明しています。 こうした低い土地では、水路や排水機場(ポンプ)を使って水を外へ出すことを前提に土地利用が成り立っています。 逆に言えば、短時間に大量の水が入り、排水先の水位が高くなったり、ポンプの能力を超えたりすると、 雨がやんでも低い場所に水が残り続けることになります。
今回も、印旛沼から利根川側へ十分に水を流せない状況に加え、排水ポンプの能力を超える雨量になったことが 被害を大きくした一因と報じられています。9月25日には国・千葉県・水資源機構が「チーム印旛沼」を設置し、 広範囲かつ長期的な浸水への排水活動と堤防の応急復旧を進めています。
「土地が低い」+「ほとんど平ら」+「周囲からも水が集まる」+「排水をポンプに頼る部分が大きい」という条件が重なります。 そのため、大雨が終わったあとも、排水が追いつくまでは浸水が長引くことがあります。
今回の北印旛沼を見ると、ハザードマップで現在の危険度を知り、古い地図で土地の成り立ちを知るという 2つの見方を組み合わせることの大切さがよく分かります。 普段は普通の田んぼや住宅地に見える場所でも、昔は沼・湿地・旧河道だった場所があります。 災害時には、そうした昔の地形が再び表面に現れることがあります。
関連動画:千葉県は「地形」で見ると浸水リスクが分かりやすい
今回の話とかなり近い内容として、YouTubeに 「【警鐘】実は日本で2番目に低い…千葉県で大雨時に『地形的に浸水するエリア』TOP10【ゆっくり解説】」 という動画があります。 千葉県内で大雨のときに浸水しやすい場所を、低地や河川・沼との位置関係など、 地形の特徴から見る内容になっています。
この動画を見て改めて感じるのは、単に「○○市は危険」「○○町は安全」と市町村単位で考えるより、 自分がいる場所が周囲より低いのか、昔は川・沼・湿地だったのか、水がどちらへ流れる地形なのかを見る方が実用的だということです。 今回の北印旛沼の浸水も、現在の地図だけで見るより、干拓前の古い地図や標高、洪水浸水想定区域を重ねると、 なぜ広い範囲に水がたまり、雨が止んだ後も排水に時間がかかるのかが分かりやすくなります。
動画で気になった地域があれば、このWeb地図で「洪水浸水想定区域」「内水」「今昔マップ」「地形・標高」などを切り替えて確認できます。 動画は地形を見るきっかけとして使い、実際の避難判断では自治体のハザードマップや気象庁・千葉県の最新情報を確認してください。
1か月前の「令和8年8月千葉豪雨」
今回の地図では、水害関係のレイヤーをかなり多めに入れています。 2026年8月13日にも千葉県内で局地的に非常に強い雨となり、 千葉市中央区で1時間115.0mm、佐倉市で97.0mm、館山市で94.5mmを観測し、 いずれも観測史上1位を更新しました。 8月の豪雨から約1か月後に再び大規模な大雨となったことからも、 平常時から土砂災害・洪水・内水などを重ねて確認できるようにしておく意味は大きいと感じます。
実際の被害を地図と記事で振り返る
8月の千葉豪雨については、ハザードマップだけでなく、実際にどこで冠水・浸水が起きたのかを あわせて見ると分かりやすくなります。 ウェザーニュースでは、現地から寄せられたウェザーリポートなどを地図上で確認できる 千葉豪雨の投稿マップが公開されています。 浸水想定区域の内外でどのような被害が起きたのかを見る資料として参考になります。
また、読売新聞オンラインには「千葉豪雨」特集ページがあり、 豪雨による被害や都市型水害、その後の検証に関する記事をまとめて確認できます。 このWeb地図で地形・浸水想定区域・土砂災害警戒区域を見ながら、 実際の被害報告や報道と照らし合わせる使い方もできます。
水害関係は、国土地理院「重ねるハザードマップ」で配信されているデータを利用し、 次の6種類を独立したレイヤーとして表示できます。
① 洪水浸水想定区域(想定最大規模)
河川が氾濫した場合に、どこまで浸水する可能性があるかを見るためのレイヤーです。 想定最大規模の降雨を前提とした浸水想定区域を表示しています。
土砂災害警戒区域と重ねると、斜面側には土砂災害、 その下の低地には洪水浸水というように、異なる災害リスクが同じ地域に存在することも確認できます。
② 家屋倒壊等氾濫想定区域(氾濫流)
洪水時の強い流れによって、一般的な木造家屋などが流失・倒壊するおそれのある範囲を見る情報です。 単純な「浸水の深さ」だけではなく、水の勢いによる危険性を見ることができます。
③ 家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食)
洪水時に川岸が削られる河岸侵食によって、家屋が危険になる可能性のある範囲を表示します。 河川沿いを見る場合は、洪水浸水想定区域、氾濫流、河岸侵食を切り替えて見ると、 同じ洪水でも危険性の種類が違うことが分かります。
④ 内水(雨水出水)浸水想定区域
短時間に大量の雨が降り、下水道や水路などの排水能力を超えたときに発生する 内水氾濫の想定区域です。
大きな河川から離れていても浸水する場合があるため、 最近のような局地的な豪雨を見るうえでは洪水とは分けて確認したい情報です。 低地や道路、昔の谷地形などと重ねて見るのにも向いています。
⑤ 高潮浸水想定区域
台風や発達した低気圧によって海面が上昇した際に、 沿岸部でどこまで浸水が想定されるかを見るレイヤーです。 東京湾側・太平洋側の沿岸地域を見る場合に、洪水とは別の海側からのリスクとして確認できます。
⑥ 津波浸水想定
津波による浸水想定区域です。 大雨とは別の災害ですが、千葉県全体の防災情報を同じ地図で見るために追加しています。 沿岸部では洪水・高潮・津波を切り替えて比較できます。
「雨の強さ」と「キキクルの危険度」は別のもの
大雨のニュースでは「警戒レベル4」「警戒レベル5」といった言葉をよく目にします。 ここで注意したいのは、1時間に何mm降ったかという雨そのものの強さと、 キキクルが示す災害の危険度は同じものではないという点です。
気象庁のキキクル(危険度分布)は、単純な雨量だけではなく、 土砂災害では土壌雨量指数、浸水では表面雨量指数、洪水では流域雨量指数などを使い、 「その場所で災害が起こる危険性がどこまで高まっているか」を地図上に色分けして表示します。
令和8年5月29日から、新しい防災気象情報の運用が始まりました。 これまでの土砂災害防止法に基づく「土砂災害警戒情報」は、 気象業務法に基づく「土砂崩れに関する警報」と一体として、 「レベル4土砂災害危険警報」という名称で通知・周知されるようになりました。
土砂災害防止対策基本指針は令和8年5月21日に変更され、5月29日に施行されています。 ただし、名称が変わっても、土砂災害防止法に基づく 避難に役立てるための「土砂災害警戒情報」としての性質は変わりません。 市町村が避難指示を判断する際や、住民が自主的に避難を判断する際の重要な情報です。
キキクルの危険度と警戒レベル相当
特に土砂キキクルでは、気象庁は一般の方は遅くとも「危険」(紫)が出現した時点で、 土砂災害警戒区域等の外の安全な場所へ避難を開始することが重要としています。 「災害切迫」(黒)は避難開始の目安ではなく、すでに非常に危険な段階です。
土砂・浸水・洪水の3種類のキキクル
キキクルには大きく分けて、土砂キキクル、浸水キキクル、洪水キキクルがあります。 土砂キキクルは斜面崩壊や土石流などの危険度、浸水キキクルは短時間強雨による浸水害の危険度、 洪水キキクルは河川の洪水危険度を見るための情報です。
今回作成したWeb地図は「どこが土砂災害警戒区域か」「洪水や内水の想定区域はどこか」を 平常時にも確認できる地図です。一方、キキクルはその時点で危険度がどこまで高まっているかを見る情報です。 大雨の際は、このWeb地図で危険な場所を確認しながら、キキクルで現在の危険度を確認するという使い方ができます。
千葉県では、県の砂防部局が公開している 「千葉県 土砂災害危険度情報」でも、 土砂災害の危険度を地図上で確認できます。 国土交通省の「レベル4土砂災害危険警報」の都道府県リンク一覧からも千葉県のページへ移動できます。
警戒レベルごとの色・意味・行動の目安については、 下の気象庁公式の土砂キキクル説明図が分かりやすいため、 こちらを参考にしてください。
1時間雨量は「雨そのものの強さ」を見る目安
一方、1時間雨量は雨そのものの強さを表す目安です。 気象庁では、30~50mm/hを「激しい雨」、50~80mm/hを「非常に激しい雨」、 80mm/h以上を「猛烈な雨」と表現しています。
| 1時間雨量 | 気象庁の表現 | 雨のイメージ |
|---|---|---|
| 10~20mm未満 | やや強い雨 | ザーザーと降る |
| 20~30mm未満 | 強い雨 | どしゃ降り |
| 30~50mm未満 | 激しい雨 | バケツをひっくり返したように降る |
| 50~80mm未満 | 非常に激しい雨 | 滝のように降る。車の運転は危険になる |
| 80mm以上 | 猛烈な雨 | 息苦しくなるような圧迫感や恐怖を感じるほどの雨 |
現在の地図だけでなく、昔の地図も表示
背景地図は国土地理院の淡色地図、標準地図、航空写真から切り替えられます。 さらに「今昔マップ on the web」の関東版を追加し、 1894~1915年、1928~1945年、1972~1982年、1988~2008年の地図も表示できます。
現在は住宅地や道路になっている場所が、以前はどのような土地だったのか、 道路や集落の位置がどのように変わったのかなどを、現在の地図と切り替えながら見ることができます。
また、1920年頃の旧市町村境界も表示できるようにしています。 現在とは異なる昔の市町村名や行政区域を見るときの参考になります。
君津周辺では1mDEMから作成したCS立体図
君津周辺については、国土地理院の1mメッシュ標高データ(DEM1A)から作成した CS立体図も表示できます。
通常の地形図や航空写真とは異なり、小さな谷、尾根、地形の凹凸などが見やすくなります。 1mDEMを利用できる範囲から作成しているため、CS立体図については現在、君津周辺を中心とした表示です。
CS立体図と赤色地形表現図:長所・短所と使い分け
このWeb地図では、君津周辺のCS立体図(1m DEM)と、対象範囲の赤色地形表現図(0.5m)を切り替えて表示できます。どちらも地表の形を読むための図ですが、地形の情報を色に置き換える考え方が違います。
CS立体図は、凹地・凸地の違いを色で追いやすい。赤色立体地図は、傾斜の強さと起伏を赤の彩度・明暗で一緒に捉えやすい。この違いが、見る場所や調査目的に応じた使い分けの手掛かりになります。ただし「CSは細部専用、赤色は全体専用」という区分ではありません。どちらも、元データと作成条件が適切なら大きな地形から微地形まで読めます。
君津周辺の掲載データから、同じ範囲を切り出しました。地形の形をそろえて、色と明暗の違いを見比べられます。
違いは「細かさ」よりも、何をどう色にするか
CS立体図は、DEMから求めた標高・傾斜・曲率を組み合わせます。曲率は地形の曲がり方を表す量で、一般的な配色では谷などの凹地を青系、尾根などの凸地を赤茶系にします。凹凸の違いを色相の違いで追える点が特徴です。[1]
一般的な赤色立体地図は、傾斜と、地上開度・地下開度から求める尾根谷度を組み合わせます。開度は、周囲の地形との位置関係から開け方・囲まれ方を表す指標です。急な斜面ほど赤の彩度を高め、尾根を明るく、谷を暗く表します。高さそのものを赤くしているわけではありません。[2]
| 比較する点 | CS立体図 | 赤色立体地図の一般的な原理 |
|---|---|---|
| 主な地形量 | 標高・傾斜・曲率 | 傾斜・地上開度・地下開度(尾根谷度) |
| 凹凸の伝え方 | 凹地と凸地を青系・赤茶系などの色の違いで示す | 谷と尾根を暗さ・明るさで示す |
| 傾斜の伝え方 | 傾斜レイヤーなどの色調と重ね合わせで示す | 急斜面ほど赤の彩度を高くする |
| 長所を生かす見方 | 凹凸の色を追い、谷・尾根・段差の位置関係を整理する | 赤の強さと明暗を見て、斜面の形と起伏を一体として捉える |
| 見づらくなる条件 | 凹凸を強調しすぎると、細かな模様が増えて地形のまとまりを追いにくい | 谷底などが暗くつぶれると、そこにある小さな溝や段差を追いにくい |
| 作成条件の影響 | 曲率の計算範囲、平滑化、配色などで見え方が変わる | 開度を計算する距離、高さの強調、色調などで見え方が変わる |
| 大地形・微地形 | 両方に使える。解像度と表示縮尺に合わせて読む | 両方に使える。対象の大きさに合わせた設定が重要 |
表の「長所を生かす見方」は原理を踏まえた実務での活用案です。同じDEM・同じ条件で両図を評価した優劣の試験結果ではありません。
CS立体図の長所と、注意したい短所
長所は、凹地と凸地を色で区別して追いやすいこと。斜面の中の小さな谷、尾根、凹みや段差の候補を拾い、現地で確認する場所を整理する使い方に向きます。長野県の研究では、0次谷、表層崩壊、地すべり地形などの判読事例が示されています。また、粗いDEMを用いたCS立体図も、中~大地形を読む用途で使われています。[3]
短所は、細かな凹凸の強調が、かえって読みにくさにつながる場合があること。曲率は標高の変化のしかたから計算するため、一般的な計算の性質として、標高のばらつきや小さな人工地形も目立ち得ます。細かな模様をすべて崩壊跡と解釈せず、縮尺を変え、等高線・航空写真・現地と照合します。平滑化を強くすれば模様は減りますが、読みたい微地形も弱まる可能性があります。これは図法の原理から考えられる注意点で、掲載図のノイズ量を測定した結果ではありません。
赤色立体地図の長所と、注意したい短所
長所は、傾斜と起伏を一つの画像で見渡しやすいこと。急斜面の続き方、尾根の張り出し、谷の入り込みなどを、赤の強さと明暗から捉えます。一般的な赤色立体地図は特定方向から光を当てた陰影図とは異なり、光源方向による影や凹凸反転を避けられることも特徴です。これはCS立体図に対する独占的な優位性ではなく、通常の陰影図と比べた特徴です。[2]
短所は、暗い凹地の中の細部が見づらくなる場合と、設定によって強調する地形が変わること。アジア航測の山城の事例では、谷部の空堀が暗くなり構造を理解しにくい例が紹介されています。開度の考慮距離や高さ強調を変えることで、対象とする地形の大きさに合わせた表現ができますが、標準設定であらゆる微地形が同じように見えるわけではありません。[4]
そのため、小さな段差や溝も赤色系の図で読めますが、「赤い図なら必ず見える」とは言えません。掲載版では、色の濃淡を比較したうえで、必要な場所を標高データや断面で確かめます。
砂防・斜面調査では、目的に合わせて切り替える
以下は、上記の特徴を踏まえた使い分けの例です。調査項目をどちらか一方の図に割り当てるルールではありません。
- 小さな凹地や段差の候補を拾う:CS立体図の凹凸の色分けを手掛かりに場所を整理し、赤色地形表現図でも形が続いているかを見比べます。
- 急斜面と平坦面の位置関係を見る:赤色系の表現で斜面の連続性をつかみ、CS立体図で谷・尾根の形を補って読みます。急傾斜地の斜面上端・下端は、両図だけで確定せず断面や現地で確認します。
- 土石流の谷筋や集水域を検討する:CS立体図で支谷を追い、赤色地形表現図で周囲の起伏を確認します。集水域や流下方向の確定には、DEMの流向・流域解析や等高線も使います。
- 崩壊跡や地すべり地形を疑う場所を探す:どちらも使い、段差・凹地・地形のまとまりを縮尺を変えて確認します。色だけで成因や現在の活動性は判断しません。
今回の1mと0.5mの比較で、図法の優劣を決めない
今回のCS立体図は1m DEM、赤色地形表現図は0.5mグリッドが元になっています。細部の見え方には、図法の違いだけでなく、元データの格子間隔、計測時期、地表点の抽出や補間、配色・表示設定も影響します。
同じ面積なら、0.5m格子は1m格子の約4倍の格子数になりますが、これは標高や位置の精度が4倍という意味ではありません。0.5mの図で細部が見えたことを、赤色の図法そのものの優位性と結びつけることもできません。図法だけを比較するなら、同じDEMから両方を作り、設定と表示縮尺をそろえる必要があります。
参考資料
- 戸田堅一郎(2014)「曲率と傾斜による立体図法(CS立体図)を用いた地形判読」。作成原理と、大地形・微地形の両方から読む考え方。
- アジア航測「赤色立体地図」。傾斜・開度・尾根谷度による表現と陰影図との違い。
- 長野県林業総合センター「研究報告32号(2018)」。CS立体図の改良、解像度に応じた用途と判読事例。
- アジア航測「山城用赤色立体地図」。作成パラメータと、暗い凹地の細部が読みにくい例。
地質図も重ねて表示
産業技術総合研究所・地質調査総合センター(GSJ)の 20万分の1日本シームレス地質図V2も表示できるようにしています。
千葉県全体を連続して見ることができるため、 地形や土砂災害区域と重ねながら、地域ごとの地質の違いを大まかに確認できます。
国土基本図 1/2500 の図郭
千葉県内の国土基本図 1/2500 の図郭も表示できるようにしています。 レイヤー一覧の「国土基本図 1/2500 図郭」にチェックを入れると、 千葉県内の図郭がグレーの枠線で表示されます。
図郭をクリックまたはタップすると、図郭番号を確認できます。 1/2500図郭単位で資料を整理したり、対象箇所がどの図郭に入っているかを確認したりする場合に使えます。 土砂災害警戒区域、航空写真、CS立体図などを表示したまま重ねられるため、 対象箇所と図郭との位置関係も確認しやすくなっています。
避難場所やバス停も表示
千葉県内の避難所・指定緊急避難場所、バス停もレイヤーとして表示できます。 防災区域だけではなく、周辺にどのような施設があるのかを同じ画面で見るための補助情報として追加しています。
千葉県の土砂災害防止法 基礎調査マニュアル
千葉県が公開している「土砂災害防止法に基づく基礎調査マニュアル」を、 このページから内容を確認しやすいように整理しました。 県の公式ページでは「本編」「巻末資料1」「参考資料1」といったリンクが並んでいますが、 ファイルを開くまで内容が分かりにくいため、ここでは 各資料の内容が分かるタイトル・簡単な説明・PDFプレビュー・ダウンロード をまとめています。
基礎調査とは: 土砂災害防止法は平成13年4月に施行され、 土砂災害が発生するおそれのある土地を明らかにして警戒避難体制の整備につなげるとともに、 特に著しい土砂災害のおそれがある区域では、一定の開発行為や建築物の構造に関する規制などを行うための制度です。
基礎調査は、この土砂災害防止法に基づき、 地形・地質、対策施設、土地利用、人家や公共施設などの状況を調査し、 土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域を設定するための基礎となる調査です。 現地を見るだけではなく、地形図・航空写真・既往資料・測量成果などを用いた机上調査、 現地概査・現地調査、区域設定、区域調書・告示図書、GISデータ作成までが一連の作業になります。
自然現象ごとに3つのマニュアル
土砂災害防止法の基礎調査では、対象となる自然現象によって調査方法や区域設定の考え方が異なります。 千葉県では、急傾斜地の崩壊、土石流、地滑りについてそれぞれマニュアルが公開されています。
急傾斜地の崩壊編
崖・斜面の崩壊を対象とする基礎調査です。 斜面の上端・下端、傾斜度・高さ、地形・地質、対策施設、土地利用等を確認し、 崩壊土砂の到達範囲や建築物に作用する力を踏まえて区域を設定します。 現行版は令和8年4月版で、令和8年4月1日以降に契約する業務に適用されます。
土石流編
渓流から流下する土石流を対象とする基礎調査です。 渓流・基準地点、流域、土砂量、谷出口、砂防堰堤等の対策施設を確認し、 土石流が到達するおそれのある範囲や建築物への作用を考慮して区域を設定します。 千葉県公式ページでは平成28年3月版が掲載されています。
地滑り編
地滑りによる移動土塊やその影響範囲を対象とする基礎調査です。 地形・地質、既往の地滑り地形、移動方向、保全対象などを確認し、 地滑り区域とその周辺で危害のおそれがある土地を整理します。 千葉県公式ページでは平成28年3月版が掲載されています。
急傾斜地の崩壊編 令和6年4月版 → 令和8年4月版の主な変更点
急傾斜地の崩壊編は令和8年4月に改訂されています。 以前の令和6年4月版と比較すると、計算方法を全面的に入れ替えたというより、 既指定箇所をどのように見直すか、現地調査をどこまで行うか、 新旧区域をどのように接続・記録するかといった実務上のルールがかなり具体化されています。
| 項目 | 令和6年4月版 | 令和8年4月版 |
|---|---|---|
| 調査区分・用語 | 「2巡目以降の基礎調査」を中心とした整理。 | 「既指定箇所調査」「新規箇所調査」「地形改変調査」 「1巡目基礎調査」「2巡目基礎調査」などを明確に区分。 |
| 調査の流れ | 第2章「基礎調査の概要」の中で、調査項目や区域設定単位などを整理。 | 第2章を「基礎調査の流れ」とし、 土地の立入り、配付者リスト、調査の進め方などを独立して整理。 机上調査・現地概査・現地調査の段階が分かりやすくなった。 |
| 既指定箇所調査 | 既指定箇所調査だけを扱う専用の巻末資料はなかった。 | 巻末資料7「既指定箇所調査について」を新設。 既指定区域の見直し、一部変更・解除、区域分割時の整理、必要な区域調書などを具体化。 |
| 現地調査の要否 | 現地調査を行うかどうかの具体例は、新版ほど体系的ではなかった。 | 高規格道路・有料道路、神社・寺院、空き家、倉庫、キャンプ場、 林地・田畑、公園・学校、道路法面などについて判断例を追加。 既指定箇所では、地形消失が明らかな場合などの扱いも具体化。 |
| 高規格道路・有料道路 | 専用の巻末資料はなし。 | 巻末資料8「高規格道路・有料道路」を追加。 対象路線や道路法面の調査上の扱いを整理。 |
| 既指定区域との接合 | 既指定区域との上端・下端の接合を独立項目として定めた規定はなかった。 | 本編4.4.5を新設。 地形変化がない場合は既往の横断測線・上端・下端に合致させ、 新旧区域の間に隙間・重複・段差を生じさせない考え方を明文化。 |
| 測地成果 | 世界測地系(測地成果2011)を使用。 | 世界測地系(測地成果2024)へ変更。 既往成果との座標系・測地成果の混在に注意が必要。 |
| 河川・水路 | 河川区域のレッドゾーンの扱いや、 溝地形での土砂量と断面積の比較などを規定。 | 崩壊土砂と河川断面を比較して区域を判断する考え方をより具体化し、 断面寸法や計算根拠を区域調書へ残すことを明確化。 |
| 区域調書・変更履歴 | 通常の区域調書作成要領に沿って作成。 | 既指定箇所では前回調査の内容を一部残し、 どこが変わったのか、なぜ見直したのかを第三者が追えるように記録。 一部変更・全解除など、見直し理由ごとに必要様式も整理。 |
| 住民周知資料 | 住民周知資料として区域図を作成。 | 既指定箇所では旧区域と今回の調査結果を対比し、 区域がどう変わったか住民にも分かる資料を作成する考え方を明確化。 |
| 巻末資料構成 | 巻末資料1~7。旧巻末7が区域調書・告示図書作成要領。 | 巻末資料1~8。 巻末6=区域調書・告示図書作成要領、 巻末7=既指定箇所調査、 巻末8=高規格道路・有料道路。 |
※上表は令和6年4月版と令和8年4月版の主な実務上の変更点を抜粋して整理したものです。 細かな文言変更をすべて掲載したものではありません。 実際の業務では、契約図書・特記仕様書で指定された適用版を優先し、 正式な判断は各マニュアル原本をご確認ください。
マニュアル・巻末資料を検索/プレビュー
以下から急傾斜地の崩壊編、土石流編、地滑り編の本編・巻末資料・参考資料を確認できます。 「既指定」「区域調書」「土質定数」「フォルダ構成」などの言葉で絞り込みもできます。
本編|土砂災害防止法 基礎調査マニュアル(急傾斜地の崩壊編) 基礎調査の流れ、地形・地質調査、対策施設、区域設定、土地利用・人家調査、区域調書・告示図書、GISデータ作成などをまとめた本編。
巻末資料1|特記仕様書(案) 基礎調査業務を発注・実施する際の特記仕様書(案)。
巻末資料2|立入り案内文 現地調査時の土地立入りに関する案内文の資料。
巻末資料3|配付者リスト作成手順 住民周知等に使用する配付者リストの作成手順。
巻末資料4|住民周知資料(区域図) 住民周知に用いる区域図等の作成例・様式。
巻末資料5|区域設定に用いる土質定数について 急傾斜地の区域設定で使用する土質定数の考え方・設定方法。
巻末資料6|区域調書・告示図書作成要領 区域調書、告示図書の作成方法や記載・図面作成上の注意点を整理した資料。
巻末資料7|既指定箇所調査について 既に指定済みの区域を見直す際の調査方法、変更・解除等の考え方を整理した資料。
巻末資料8|高規格道路・有料道路 高規格道路・有料道路周辺における急傾斜地の取扱いに関する資料。
本編|土砂災害防止法 基礎調査マニュアル(案)(土石流編) 渓流・基準地点・土砂量・対策施設・区域設定・区域調書等、土石流基礎調査の一連の考え方をまとめた本編。
参考資料1|基礎調査の目的 土石流基礎調査の目的や制度上の位置付けを整理した参考資料。
参考資料2|砂防基盤図作成範囲について 土石流基礎調査で用いる砂防基盤図の作成範囲に関する資料。
参考資料3 分割1|調書記入例 土石流区域調書の記入例。ファイル容量のため3分割されたうちの1冊目。
参考資料3 分割2|調書記入例 土石流区域調書の記入例。3分割されたうちの2冊目。
参考資料3 分割3|調書記入例 土石流区域調書の記入例。3分割されたうちの3冊目。
参考資料4|告示図書(案)作成例 区域指定に用いる告示図書(案)の作成例。
参考資料5|住民説明用資料作成例 住民説明・周知に用いる資料の作成例。
参考資料6|調書チェック要領 土石流区域調書の確認ポイント、チェック方法を整理した資料。
参考資料7|告示する力の考え方 土石流により建築物に作用すると想定する力など、告示値の考え方を整理した資料。
参考資料8|設定データフォルダ構成(案) 成果データ・設定データのフォルダ構成例。
参考資料9|用語集 土石流基礎調査で使用する主な用語をまとめた資料。
参考資料10|土石流危険渓流・土石流危険区域調査要領(案) 土石流危険渓流・危険区域の調査要領を整理した資料。
参考資料11|土石流危険渓流カルテ作成要領(案) 土石流危険渓流カルテの作成方法を整理した資料。
本編|土砂災害防止法 基礎調査マニュアル(案)(地滑り編) 調査対象の抽出、机上・現地調査、地滑り区域設定、社会条件調査、区域調書等をまとめた本編。
参考資料1|基礎調査の目的 地滑り基礎調査の目的や制度上の位置付けを整理した資料。
参考資料2|地滑り区域調書様式 地滑り区域調書の様式をまとめた資料。
参考資料3|地滑り公示図書様式 地滑りの区域指定に用いる公示図書の様式。
参考様式4|住民説明用様式(案) 住民説明・周知に用いる資料の様式(案)。
参考様式5|調書作成のチェックポイント 地滑り区域調書の作成時に確認するチェックポイント。
参考様式6|調査結果フォルダ構成(案) 地滑り基礎調査の成果・調査結果のフォルダ構成例。
千葉県公式の基礎調査マニュアル掲載ページを開く
この地図でできること
このWeb地図の特徴は、個々の情報を見ることよりも、 同じ場所について複数の情報を簡単に切り替えたり重ねたりできることです。
- 土砂災害警戒区域・特別警戒区域を確認する
- 箇所番号や箇所名から対象区域を検索する
- Googleマップやストリートビューで周辺の状況を見る
- クリック地点の住所・緯度経度・JGD2011平面直角座標をその場で確認する
- 表示された住所や座標を選択してコピーし、ExcelやGISなどで利用する
- 土砂災害区域と洪水・内水などの水害情報を重ねる
- 砂防指定地など、他の指定区域との位置関係を見る
- 航空写真と地形図を切り替えて比較する
- 今昔マップで昔と現在の土地の様子を比較する
- 国土基本図 1/2500 の図郭・図郭番号を確認する
- CS立体図で細かな地形を見る
- 赤色地形表現図(0.5m・対象範囲のみ)で斜面の形や傾斜の変化を見る
- 地質図と地形・土砂災害区域を重ねて見る
- 避難場所など周辺施設との位置関係を見る
特に大雨の際には、土砂災害だけ、洪水だけ、と一つの情報を見るのではなく、 洪水・内水・河岸侵食などを必要に応じて重ねることで、その場所を別の視点から確認できます。
公開されている防災・地形・地質情報に加えて、 国土基本図 1/2500 の図郭など実務で位置を確認するための補助情報も一つの画面にまとめ、 必要なレイヤーだけを選んで見ることができる地図にしています。
出典・参考資料
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国土交通省「土砂災害警戒区域等の指定状況等・土砂災害防止法の概要」
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sabo/linksinpou.html -
国土地理院「ハザードマップポータルサイト・オープンデータ配信」
https://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/copyright/opendata.html -
国土地理院「ハザードマップポータルサイト・各種データの出典と掲載数」
https://disaportal.gsi.go.jp/hazardmapportal/hazardmap/copyright/copyright_data.html -
気象庁「千葉県 2026年9月 日ごとの降水量」
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/daily_h1.php?block_no=00&day=&month=9&prec_no=45&view=p1s&year=2026 -
気象庁「坂畑(千葉県)2026年9月21日 1時間ごとの値」
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/hourly_a1.php?block_no=1241&day=21&month=09&prec_no=45&view=p1s&year=2026 -
千葉県「令和8年台風第25号に伴う対応」
https://www.pref.chiba.lg.jp/bousai/bousai/r8-09taihuu.html -
千葉県防災ポータルサイト
https://www.bousai.pref.chiba.lg.jp/ -
千葉県「令和8年台風第25号に伴う災害に係る災害救助法の適用について」
https://www.pref.chiba.lg.jp/bousaik/press/saigaikyujoho-r80921.html -
千葉県「高滝ダムにおける緊急放流の実施・見合わせについて」
実施予定の発表 / 見合わせの発表 -
テレビ朝日「台風25号の大雨 被害拡大 千葉・神奈川で9人死亡4人不明」(2026年9月23日10時50分)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000535266.html -
千葉県「北印旛沼の堤防決壊について」(2026年9月23日)
https://www.pref.chiba.lg.jp/kendosei/press/2026/kitainba.html -
国土地理院「令和8年(2026年)台風第25号に関する情報・北印旛沼浸水推定図」
https://web1.gsi.go.jp/BOUSAI/R8_taihuu25gou.html -
関西テレビ「千葉・印旛沼の堤防決壊 ハザードマップの浸水想定区域と実際の被害が『ほぼ一致』」(2026年9月24日放送)
https://www.ktv.jp/news/feature/260923-inbanuma-2/ -
関東農政局「印旛沼二期農業水利事業 3.新たな挑戦へ」
https://www.maff.go.jp/kanto/nouson/sekkei/kokuei/inba/keii/03.html -
千葉県「『チーム印旛沼』を結成」(2026年9月25日)
https://www.pref.chiba.lg.jp/kendosei/press/2026/kitainba-team.html -
YouTube「【警鐘】実は日本で2番目に低い…千葉県で大雨時に『地形的に浸水するエリア』TOP10【ゆっくり解説】」
https://youtu.be/BvI_OY5RHL0 -
銚子地方気象台「千葉県の気象特性」
https://www.jma-net.go.jp/choshi/shosai/bousai/kishoutokusei.html -
ウェザーニュース「令和8年8月千葉豪雨 投稿マップ」
https://weathernews.jp/info/news/chiba_rain2026/map/ -
読売新聞オンライン「千葉豪雨」特集
https://www.yomiuri.co.jp/topics/chiba-heavy-rain2026/ -
気象庁「2026年8月13日の1時間降水量(千葉県)」
https://www.data.jma.go.jp/stats/mdrr/periodstat/20260814a/20260813/24/pre1h_mxarea00.html -
国土地理院「基盤地図情報(数値標高モデル)」
https://service.gsi.go.jp/kiban/app/help/ -
今昔マップ on the web(埼玉大学教育学部 谷謙二)
https://ktgis.net/kjmapw/index.html -
今昔マップ「タイルマップサービス」
https://ktgis.net/kjmapw/tilemapservice.html -
歴史的行政区域データセットβ版(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター)
https://geoshape.ex.nii.ac.jp/city/ -
産総研 地質調査総合センター「20万分の1日本シームレス地質図V2」
https://gbank.gsj.jp/seamless/v2/viewer2/ -
産総研 地質調査総合センター「20万分の1日本シームレス地質図V2 WMS」
https://gbank.gsj.jp/owscontents/contents/seamlessv2_detail.html -
国土交通省「レベル4土砂災害危険警報」
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sabo/sabo_ken_link.html -
国土交通省「土砂災害防止対策基本指針の主な変更点(令和8年5月29日施行)」
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sabo/content/002002167.pdf -
千葉県「土砂災害危険度情報」
https://dosyabo.bousai.pref.chiba.lg.jp/chibaDosya/web/top/ -
気象庁「キキクル(危険度分布)」
https://www.jma.go.jp/bosai/risk/ -
気象庁「キキクル」解説
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/riskmap.html -
気象庁「土砂キキクル」
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/doshakeikai.html -
気象庁「雨の強さと降り方」
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/amehyo.html
※各データの内容・更新時期・利用条件は、それぞれの公開元の最新情報をご確認ください。 本Web地図は複数の公開情報を重ねて確認するためのものであり、災害時の避難判断等は、 気象庁、自治体、国・県などが発表する最新情報を優先してください。
千葉県に野生のクマ(ツキノワグマ)はいないとされています。千葉県は「本州で唯一、野生のツキノワグマが定着していない県」とよく言われます。
返信削除理由は主に、
房総半島の山地が他県の山地とつながっていない
利根川や江戸川などが移動の障害になる
歴史的にもクマの生息記録がほとんどない
と考えられています。
そのため、鋸山や清澄山など房総の山を歩く際も、東北や岐阜県の山のように「クマ対策」は通常不要です。
ただし、千葉の山で注意すべき動物はいます。
イノシシ
ニホンザル
キョン
マムシ
スズメバチ
などです。特に最近はキョンの増加が問題になっています。